私、脊髄小脳変性症です。kiki ’s blog

母方の家系の遺伝性脊髄小脳変性症(SCD6)を発症しました。私がどんなふうに生活しているのか知ってもらえたら同じ病気の人の何かの励みや参考になれば幸いです。落ち込む時もありますが一生懸命生き抜く事が母との約束でもあります。

48歳、シングルマザーが家を買えた その一

48歳で家を買いました。

 

46際の時離婚しました。

それから正社員として働きしばらくして・・・・

「このまま働いていたら家が買えるかな?シングルで、しかも女が家を買うなんてできるかな?」

って考えながら、それでも買えるものなら買いたい・・・!と思い2年。

 

2014年3月11日、銀行内の別室で融資担当の方と不動産屋さんと息子と私で30年ローンで契約に至った瞬間は、今でも自分の事ではないように感じてしまいます。

息子28歳、その時アルバイトでした。

 

「買いたい!」と、思った翌年、ネットで検索していた不動産屋さんのショールームや「スーモカウンター」に行き、マンションの構造や仕様、購入にあたってどのような事があるのか、何が必要なのか調べていきました。

実際、住むかもしれない街の環境や雰囲気を自分の目で確かめて感じる為に足を運びました。

ネットで見ているだけでは、やっぱり違います。

「ここは住むにはちょっと・・・」

「毎日ここから仕事場へ通うには・・・」

毎日肌で感じる感覚は大事です。

我慢できないくらいになりそうなストレスは、出来るだけない方がいいです。

私の場合、贅沢は言えない年齢だったのですが、一生に一度の買い物・・・

と、思うと慎重になりました。

中古も含め、実際見に行ったのは5~6件だったのですが、検討した結果、

御幣島」というところに立った新築のマンションを息子にも見に行ってもらい、ローンの審査をしてただきました。

結果は・・・落ちました。

勤続年数が少なかったんだとおもいますよ・・・と担当者の方はいいました。

もしや、他に原因があるのでは・・・と思い、梅田にあるCICで自分の信用情報を見に行きました。

CICっていうのは、自分が「ブラックリスト」になっていないか情報を開示して頂けるところです。

自分がちゃんと返済しているつもりでも、何かの理由で滞ったことがあれば「ブラックリスト」になっている可能性があるかもしれないと思ったからです。

実は離婚した前の旦那と飲食店を経営している時、何かしらローンを抱えなければいけないことがあり、私の名前でローンを組んだ可能性があったからです。

CICで見た情報の中には私が知らないローン会社の名前がありました。

幸い残金は0でしたが、実際私の名前で契約されていたみたいです。

 

ローンの情報もきれいなものだったので、審査が落ちた理由は、やはり勤続年数が少なかったからのようでした。

 

それからも仕事の休みを利用してあちこち見に行っていましたが、勤続年数が足らないという事なので、体調の悪い時もあったのですが、痛み止めや鉄分(この時は貧血や子宮筋腫と思っていた)を飲んだりして仕事をしていました。

目まいも今ほどではありませんでした。