私、脊髄小脳変性症です。kiki ’s blog

母方の家系の遺伝性脊髄小脳変性症(SCD6)を発症しました。私がどんなふうに生活しているのか知ってもらえたら同じ病気の人の何かの励みや参考になれば幸いです。落ち込む時もありますが一生懸命生き抜く事が母との約束でもあります。

自分の能力・・・

昨日、「生活支援員」を退職しました。

 

本日午前中にご挨拶に行き、

「力不足を痛感しました。違う働き方を目指し、勉強することにしました・・・」

と言いました。

 

先週、ある利用者さんに真っ向から

「〇〇したらあかんの・・・みんなが言うてる」

と言われたのは前述の通りですが・・・

 

就労継続支援A型での自分の支援の仕方や、現状の自分の能力が他のスタッフや利用者さんに及ぼす影響を振り返ったりして、やはり私のやり方が「生活支援員」の仕事になっていない事が原因の一つでもある・・・と思いました。

 

5月に入社して、一つの事に集中してしまう私は、利用者さんの言動や業務内容を観察し、時には気持ちを和らげるような声掛けをしなければいけないのに、利用者さんのように作業に没頭してしまう事が多かったのです。

 

周りのスタッフや利用者さんも、私の病状を見て最初は理解していてくれたのですが、結局、黙々と作業する私を「支援員」とは認めて頂けなかったみたいです。

 

今の自分は何ができるだろう。

今まで介護福祉の世界で10年以上も働いてきました。

めまいがきつく、現場で利用者さんの支援までする余裕がなくなってきているのが現状です。

でも、まだ自分の力で自分らしく生活したいと思っています。

今までの経験で活かせる仕事が見つかればいいのですが、出来ればマイペースで誰にも迷惑をかけずにできる仕事に就きたいです。

 

能力の限界・・・とか、よくスポーツ選手が引退する時に聞きます。

私の・・・(使えるかどうかはわかりませんが)まだ使える能力にむち打って、やれることを伸ばしていけたらいいなぁ~と思っています。

この機会に学校にいけたらいいなぁ・・・と。

 

その前にいろいろ手続きがあって・・・これが難儀なんです。

保険や年金、医療受給者証の変更・・・雇用保険

時間はかかりますが、コツコツするのは結構得意なので頑張ります。

 

自分の能力・・・今のところ、もうちょっと頑張ったらあるかな?

もしかしたら、新たな能力が出てくるかも・・・